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スタンダードジャズが心底好き、本当に好き。『Live at Big Apple』Radical Jazz Standard Quartet

詩やシナリオの朗読、はたまたダンスとのコラボレーションなど、意欲的でなおかつ一筋縄ではいかない活動で異彩を放つドラマーの定岡弘将。 先鋭的な活動についつい耳目が行きがちだが、彼の根底には計り知れない、胸ぐらを鷲掴みにするような迸るジャズへの愛が詰まっている。 その熱情をぶつける彼 […]

J-JAZZきっての武闘派が解き放つ“最終手段”『Last Resort』YASUMASA KUMAGAI & J-JAZZ HOMIES

熊谷ヤスマサ。 日本のジャズシーンをつぶさに追いかけているリスナーの方なら、このピアニストの名前を知っている方は多いと思うが、ざっと経歴を紹介する。 幼少期からピアノに親しみ、1998年に高校卒業後、アメリカのバークリー音楽院へ留学。卒業後も2003年までニューヨークで精力的に活 […]

秋の訪れと聴きたい 志村正彦が遺した名曲たち

暑さも和らいできて、夏の間は敬遠していた釣りに出かける機会が増えてきた。夕まずめの河川敷で、どこからともなく漂ってくる金木犀の香りと秋の気配に、ある歌が脳内再生される。 フジファブリックの「赤黄色の金木犀」という楽曲をご存知だろうか。 志村正彦という人間の世界観と独特な歌いまわし […]

詰め込まない、余白の美。『THE GUITAR MAN』土岐英史 feat.竹田一彦

日本の音楽シーンで確固たるポジションを築いているサックスプレーヤー、土岐英史。 ここ数年は国内のジャズミュージシャンにスポットを当てるレーベル「Days of Delight」から、ほぼ年に1枚のペースで意欲的にリリースを続けているが、そのどれもが土岐のこれまで培ったキャリアだか […]

タペストリーのごとく織り込まれた音の結晶 『FACES』東かおる/西山瞳

目を瞑り、耳をそばだてていると、柔らかい陽射しを全身に浴びる気持ち良さに似た、生命力に満ちた清らかな音色が心の隅々まで行き届いていく。ボーカリストの東かおると、ピアニストの西山瞳の共作によるアルバム、『FACES』を聴いている時に、ふつふつと込み上げてきた感情だ。 そんな想いが込 […]

受け継がれるブルースロック ケニー・ウェイン・シェパード“LIVE ON”

今年の夏は、フリートウッドマックの”Oh Well”について目と耳にする機会が多かったように思う。 どうやら、2020年7月25日にフリートウッドマックの創設メンバーであり、ギタリストでもあるピーター・グリーンが亡くなったそうなのだ。 追悼の意をこめてだろ […]

それでも人は生きていく|中田裕二「君が為に」を聴いて思うこと

中田裕二が、9月9日(水)に新曲「君が為に」を配信リリースした。 中田は今年の4月、愛や哀しみのグラデーションを鮮やかに、かつシンプルにまとめ上げたアルバム『DOUBLE STANDARD』をリリースしたばかりであるが、今作ではさらに”人”に寄り添う姿勢を […]

“自分らしさ”を鮮明に記録し、“これから”も映し出す 『FOTOS』Akihiro Nishiguchi Group

西口明宏。このサックス奏者の名前を追いかけていると、ありとあらゆる演奏活動をしているのが容易にわかる。黒田卓也、宮川純、中林薫平、柴田亮との「メガプテラス」、ドラマーの海野俊輔がリーダーの「Mirage Trio」、ブルーノートレーベル創立80周年を記念したプロジェクト「BLUE […]

エリック・ジョンソン『ヴィーナス・アイル』と、彼への愛について

私がエリック・ジョンソンのアルバム『ヴィーナス・アイル』に出会ったのは全くの偶然だった。CDショップで色々見ていたら ピンクと紫の背景に白い羽を付けた女性の天使が空中に浮かんでいる美しいCDジャケットが目に止まったのだ。 そして帯には「ギターマジック」の文字。ギタープレイを研究し […]

天賦の才能が凝縮された“輝かしい”1枚 『THE GOLDEN MASK』広瀬未来

 威風堂々。今回アルバムを紹介するトランペッター、広瀬未来の演奏を初めて聴いた時の筆者の第一印象だ。 10代から地元神戸を中心に関西で瞬く間に期待のトランペッターとして駆け上がった広瀬は、一時帰国を挟みながら、約10年間ニューヨークで研鑽を重ね、ジャズのみならずラテンやソウルミュ […]

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