ディスクレビュー

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ビバップの本流を受け継ぐピアニストの堂々たる1stアルバム 『Long Way to Go』北島佳乃子

バド・パウエル、バリー・ハリス、レッド・ガーランド、ボビー・ティモンズなどジャズの歴史を彩ってきた偉大なピアニスト達。彼らのリーダー作品や参加作を聴いていけば、ジャズという音楽の本質を自ずと見出だす事ができるのではないだろうか。 そういった先人達が作り上げてきたジャズピアノの系譜 […]

心が通い合う瞬間を捉えた珠玉のデュオ 土岐英史&片倉真由子「After Dark」

アルトサックス奏者、土岐英史の名は日本のジャズ・フュージョンシーンだけでなく、山下達郎、竹内まりや等との共演から幅広い音楽ファンに知れ渡っている。70年代から音楽業界の第一線で活躍し続け、力強く艶やかな唯一無二の音色の信奉者はつとに多い。また後進の育成も積極的に行っている。  彼 […]

  • 2020.03.31

2019年に生み出された「マイルストーン」Answer to Remember「Answer to Remember」

石若駿、石若駿、石若駿……彼の名前を日本の音楽シーンの至る所で目に耳にしているという人は多い事だろう。今や日本を代表するドラマーの1人として堂々たる存在だ。自身の作曲面にフォーカスした「Song Book」シリーズの定期的なリリース、井上銘、小田朋美らとの「CRCK/LCKS」で […]

これからジャズを聴く世代に届けたい1枚 「High Ball Party」.PUSH

ドラマーの西村匠平をリーダーとし、中島朱葉(アルトサックス)、魚返明未(おがえりあみ ピアノ)、高橋陸(ベース)という次世代の日本ジャズシーンを担う面々が集うバンド、「.PUSH」(ドットプッシュ)。親しみやすいポップなメロディーを持ち合わせた楽曲、だけど演奏は手抜きなし、通を唸 […]

マイルス・デイヴィスの名盤「カインド・オブ・ブルー」とは何か

マイルス・デイヴィスのアルバム「カインド・オブ・ブルー」を解説する事は、半ばタブー化されているらしい。1959年8月の発売から、世界中で累計1,000万枚を超えるセールスを成した、そして今もなお売れているこのモンスターアルバムには、どのような巧みな解説、コメントも陳腐なもののよう […]

限りなく透明に近い音 キース・ジャレット「The Köln Concert」

極端にうつむきながらピアノを奏でるキース・ジャレット。 そんな姿の写真をあしらったアルバムジャケットは、美しいジャケットが多いレーベルECMのアルバムの中でも格段に心惹かれるほど。そんなジャケ買い必至なこのアルバムは、キース・ジャレットのインプロヴィゼーションのセンスが遺憾なく発 […]