ディスクレビュー

1/3ページ

溢れる創造力が具現化された、待望の初リーダー作『GARDEN』古木佳祐

大野俊三(トランペット)や山口真文(サックス)、秋山一将(ギター)といった、日本のジャズシーンを担ってきた大ベテランから、熊谷ヤスマサ(ピアノ)、松本圭使(ピアノ)、山田玲(ドラムス)といった中堅、同世代からも信頼の厚いベーシスト、古木佳祐。 ジャズシーンだけでなく、WONKやM […]

ジャズは受け継がれ、日々生まれていく『plays Standards』&『plays Coltrane』片倉真由子

日本のジャズシーンを見渡した中で、ピアニストの片倉真由子の活躍は群を抜いて目を見張るものがある。その活躍ぶりは彼女のピアノをひとたび聴けば、自ずと合点がいく。リーダーとなれば、ジャズの真髄に迫るピアニズムで確かな印象を残し、サイドに回ってもリーダーをしっかり支えながら、片倉でしか […]

  • 2021.01.18

元祖サーフミュージック?サザンオールスターズのデビュー作を振り返る

人混みを避けるための名目として、海や山に出かける人が多くなった本年。 いろいろと規制はあるものの、例年よりも大繁盛してしまった感のある場所といえば”海”の方ではないだろうか。 日本有数のサーフィンの地である湘南の混雑は、砂浜や道程だけでなく、海にプカプカと […]

スタンダードジャズが心底好き、本当に好き。『Live at Big Apple』Radical Jazz Standard Quartet

詩やシナリオの朗読、はたまたダンスとのコラボレーションなど、意欲的でなおかつ一筋縄ではいかない活動で異彩を放つドラマーの定岡弘将。 先鋭的な活動についつい耳目が行きがちだが、彼の根底には計り知れない、胸ぐらを鷲掴みにするような迸るジャズへの愛が詰まっている。 その熱情をぶつける彼 […]

J-JAZZきっての武闘派が解き放つ“最終手段”『Last Resort』YASUMASA KUMAGAI & J-JAZZ HOMIES

熊谷ヤスマサ。 日本のジャズシーンをつぶさに追いかけているリスナーの方なら、このピアニストの名前を知っている方は多いと思うが、ざっと経歴を紹介する。 幼少期からピアノに親しみ、1998年に高校卒業後、アメリカのバークリー音楽院へ留学。卒業後も2003年までニューヨークで精力的に活 […]

詰め込まない、余白の美。『THE GUITAR MAN』土岐英史 feat.竹田一彦

日本の音楽シーンで確固たるポジションを築いているサックスプレーヤー、土岐英史。 ここ数年は国内のジャズミュージシャンにスポットを当てるレーベル「Days of Delight」から、ほぼ年に1枚のペースで意欲的にリリースを続けているが、そのどれもが土岐のこれまで培ったキャリアだか […]

タペストリーのごとく織り込まれた音の結晶 『FACES』東かおる/西山瞳

目を瞑り、耳をそばだてていると、柔らかい陽射しを全身に浴びる気持ち良さに似た、生命力に満ちた清らかな音色が心の隅々まで行き届いていく。ボーカリストの東かおると、ピアニストの西山瞳の共作によるアルバム、『FACES』を聴いている時に、ふつふつと込み上げてきた感情だ。 そんな想いが込 […]

受け継がれるブルースロック ケニー・ウェイン・シェパード“LIVE ON”

今年の夏は、フリートウッドマックの”Oh Well”について目と耳にする機会が多かったように思う。 どうやら、2020年7月25日にフリートウッドマックの創設メンバーであり、ギタリストでもあるピーター・グリーンが亡くなったそうなのだ。 追悼の意をこめてだろ […]

それでも人は生きていく|中田裕二「君が為に」を聴いて思うこと

中田裕二が、9月9日(水)に新曲「君が為に」を配信リリースした。 中田は今年の4月、愛や哀しみのグラデーションを鮮やかに、かつシンプルにまとめ上げたアルバム『DOUBLE STANDARD』をリリースしたばかりであるが、今作ではさらに”人”に寄り添う姿勢を […]

“自分らしさ”を鮮明に記録し、“これから”も映し出す 『FOTOS』Akihiro Nishiguchi Group

西口明宏。このサックス奏者の名前を追いかけていると、ありとあらゆる演奏活動をしているのが容易にわかる。黒田卓也、宮川純、中林薫平、柴田亮との「メガプテラス」、ドラマーの海野俊輔がリーダーの「Mirage Trio」、ブルーノートレーベル創立80周年を記念したプロジェクト「BLUE […]

1 3