小島 良太

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溢れる創造力が具現化された、待望の初リーダー作『GARDEN』古木佳祐

大野俊三(トランペット)や山口真文(サックス)、秋山一将(ギター)といった、日本のジャズシーンを担ってきた大ベテランから、熊谷ヤスマサ(ピアノ)、松本圭使(ピアノ)、山田玲(ドラムス)といった中堅、同世代からも信頼の厚いベーシスト、古木佳祐。 ジャズシーンだけでなく、WONKやM […]

ジャズは受け継がれ、日々生まれていく『plays Standards』&『plays Coltrane』片倉真由子

日本のジャズシーンを見渡した中で、ピアニストの片倉真由子の活躍は群を抜いて目を見張るものがある。その活躍ぶりは彼女のピアノをひとたび聴けば、自ずと合点がいく。リーダーとなれば、ジャズの真髄に迫るピアニズムで確かな印象を残し、サイドに回ってもリーダーをしっかり支えながら、片倉でしか […]

スタンダードジャズが心底好き、本当に好き。『Live at Big Apple』Radical Jazz Standard Quartet

詩やシナリオの朗読、はたまたダンスとのコラボレーションなど、意欲的でなおかつ一筋縄ではいかない活動で異彩を放つドラマーの定岡弘将。 先鋭的な活動についつい耳目が行きがちだが、彼の根底には計り知れない、胸ぐらを鷲掴みにするような迸るジャズへの愛が詰まっている。 その熱情をぶつける彼 […]

J-JAZZきっての武闘派が解き放つ“最終手段”『Last Resort』YASUMASA KUMAGAI & J-JAZZ HOMIES

熊谷ヤスマサ。 日本のジャズシーンをつぶさに追いかけているリスナーの方なら、このピアニストの名前を知っている方は多いと思うが、ざっと経歴を紹介する。 幼少期からピアノに親しみ、1998年に高校卒業後、アメリカのバークリー音楽院へ留学。卒業後も2003年までニューヨークで精力的に活 […]

詰め込まない、余白の美。『THE GUITAR MAN』土岐英史 feat.竹田一彦

日本の音楽シーンで確固たるポジションを築いているサックスプレーヤー、土岐英史。 ここ数年は国内のジャズミュージシャンにスポットを当てるレーベル「Days of Delight」から、ほぼ年に1枚のペースで意欲的にリリースを続けているが、そのどれもが土岐のこれまで培ったキャリアだか […]

タペストリーのごとく織り込まれた音の結晶 『FACES』東かおる/西山瞳

目を瞑り、耳をそばだてていると、柔らかい陽射しを全身に浴びる気持ち良さに似た、生命力に満ちた清らかな音色が心の隅々まで行き届いていく。ボーカリストの東かおると、ピアニストの西山瞳の共作によるアルバム、『FACES』を聴いている時に、ふつふつと込み上げてきた感情だ。 そんな想いが込 […]

“自分らしさ”を鮮明に記録し、“これから”も映し出す 『FOTOS』Akihiro Nishiguchi Group

西口明宏。このサックス奏者の名前を追いかけていると、ありとあらゆる演奏活動をしているのが容易にわかる。黒田卓也、宮川純、中林薫平、柴田亮との「メガプテラス」、ドラマーの海野俊輔がリーダーの「Mirage Trio」、ブルーノートレーベル創立80周年を記念したプロジェクト「BLUE […]

天賦の才能が凝縮された“輝かしい”1枚 『THE GOLDEN MASK』広瀬未来

 威風堂々。今回アルバムを紹介するトランペッター、広瀬未来の演奏を初めて聴いた時の筆者の第一印象だ。 10代から地元神戸を中心に関西で瞬く間に期待のトランペッターとして駆け上がった広瀬は、一時帰国を挟みながら、約10年間ニューヨークで研鑽を重ね、ジャズのみならずラテンやソウルミュ […]

進化し続ける「ライフワーク」 『Spring Night』北川潔

ベーシストの北川潔は、ニューヨークのジャズシーンの第一線で30年以上活躍している。偉大なピアニスト、ケニー・バロンのレギュラーベーシストとしての活躍はもちろん、ジミー・ヒースやトミー・フラナガン、ジョン・ファディス、ケニー・ギャレットなど、その錚々たる共演歴を見れば彼のベースが現 […]

心の機微にフィットする意欲作 『Echoes forever』Trussonic -towa kitagawa trio-

 オリジナリティ溢れる楽曲を数々生み出し、ピアニストとしてもクリアなピアノタッチでの力強い表現が魅力の北川とわ。彼女が自身の楽曲をピアノトリオで表現するために結成した「Trussonic」は2020年で結成5周年を迎えた。それにあたって原点回帰とも言える、トリオの表現力の可能性を […]