猫山 文子

それでも人は生きていく|中田裕二「君が為に」を聴いて思うこと

中田裕二が、9月9日(水)に新曲「君が為に」を配信リリースした。 中田は今年の4月、愛や哀しみのグラデーションを鮮やかに、かつシンプルにまとめ上げたアルバム『DOUBLE STANDARD』をリリースしたばかりであるが、今作ではさらに”人”に寄り添う姿勢を […]

「いいプレイをする奴なら、肌の色が緑色の奴でも雇う」

「Kind of Blue」の発表時、若き白人ピアニストであったビル・エヴァンスを起用したマイルスは、激しいバッシングを受けた。マイルスの音楽を愛していたアフリカン・アメリカンたちにとって、ジャズは黒人の魂ともいえる音楽だったのだ。打ち付ける豪雨のように止まぬ批判に対し、マイルス […]

Puma Blue、朧げな夢

夢を見ていた。私は彼の歌声をはじめて聴いたあの夜、夢を見ていたのだと思う。微熱をもった息が耳もとをかすみ、ただそこに夜が横たわっているような、そんな夢を。 プーマ・ブルーことジェイコブ・アレンは、デビューEP『Swum Baby』を2017年にリリースした。哀愁をまとった甘く不器 […]

第62回グラミー賞、ジャズ部門の受賞作をまとめてチェック!

「第62回グラミー賞授賞式」が開催されたばかりだが、受賞作はすでにチェック済みだろうか?「実はまだ聴けていない……」という方のために、本記事ではジャズ部門の受賞作品をまとめておさらい。気になる作品は、どんどん聴いていただきたいと思う。 最優秀ジャズ・アドリブ賞 最優秀ジャズ・アド […]

ブラクストン・クックという男|ミレニアル世代の新たな調和

Braxton Cook(ブラクストン・クック)という名を、ジャズリスナーの多くが一度は聞いたことがあるかもしれない。あるいはすでに深く愛している、という人も少なからずいるだろう。この私もその一人である。 それでは、なぜ彼を愛しているのか? この記事では、彼へのラブレターのような […]